安全衛生面に優れたAIHOの業務用フードスライサーとは?
公開:2024.08.15 更新:2024.08.15滝沢市立学校給食センターでは、約5,200人分の給食を作り、フードスライサーを使って食材を効率よくスライスします。調理後の検食と配送、コンテナの消毒も行い、食品の安全を確保します。AIHOは外部および自社セントラルキッチンを活用して給食運営を効率化し、FS-130NとFS-20Nのフードスライサーはそれぞれ多機能とコンパクト設計で、安全で効率的な作業を支えます。
目次
フードスライサーが活躍する給食センターの一日
滝沢市立学校給食センターでは、毎日約5,200人分の給食を作っています。この大規模な食事の準備には多くの工程があり、その中でフードスライサーが重要な役割を果たしています。
まず、栄養士が栄養価のバランスや食品の組み合わせを考えて月々の献立を作成し、その内容に基づいて食材の発注を行います。調理員は、調理に入る前に健康状態を確認し、手洗いや消毒を徹底して食中毒を防ぎます。
早朝には納入業者が新鮮な食材を検収室に運び込み、品質や量を確認して安全な食材だけを使用します。調理作業では、班ごとに分かれた調理員がそれぞれの担当作業を進めます。
早朝には、納入業者が新鮮な食材を検収室に運び込み、品質や量をチェックします。安全な食材だけが使用されます。その後、調理員が各自の担当作業を進めます。
この段階でフードスライサーが使われ、野菜や肉が均等にスライスされます。これにより、大量の食材を短時間で処理でき、均一な切断が可能になります。これが、調理時間の短縮や食感の統一、栄養の損失防止に役立ちます。
完成した給食は配送前に検食を行い、安全性を確認します。検食後、給食は学校ごとにコンテナに詰められ、配送車で市内の各学校に運ばれます。フードスライサーで処理された食材は均一に調理され、学校で美味しく提供されます。
給食が提供された後、配送車でコンテナを回収し、センターに戻します。コンテナは消毒され、洗浄された食器は熱風で乾燥させて、一日の作業が終了します。
フードスライサーの衛生管理の方法とは?
ノロウィルスは特に冬季に多く発生し、集団感染を引き起こすことがあります。感染力が非常に強いため、食品を扱う現場では衛生管理が非常に重要です。特に給食センターや飲食店で使用されるフードスライサーは、頻繁に生鮮食品と接触するため、適切な洗浄と消毒が欠かせません。
ノロウィルスの感染を防ぐためには、まず基本的な衛生管理が徹底される必要があります。調理作業を始める前には手洗いや消毒を行い、調理員自身の健康状態も確認することが大切です。また、食材を扱う器具や調理器具の衛生状態も常に維持しなければなりません。
フードスライサーは食材を均一にスライスする機械ですが、使用後に微細な食材のカスが刃や隙間に残ることがあります。このカスが残ると細菌やウィルスが繁殖しやすくなり、ノロウィルスの感染源になる可能性があります。そのため、フードスライサーの洗浄と消毒は非常に重要です。
まず、フードスライサーを分解し、刃や接触部分を取り外します。この際、安全に注意しながら作業を行います。次に、分解した部品をぬるま湯と中性洗剤で丁寧に手洗いします。ブラシを使って、特に食材が詰まりやすい部分を念入りに洗浄します。
洗浄後は、次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒剤で全ての部品を消毒します。ノロウィルスは耐性が高いため、消毒剤の濃度や使用時間を守ることが重要です。
その後、洗浄と消毒が終わった部品は、清潔な布やペーパータオルで水気を拭き取り、十分に乾燥させます。湿気が残ると細菌が繁殖しやすくなるため、しっかりと乾かします。
乾燥が終わったら、フードスライサーを元通りに組み立てます。組み立て後に再度消毒を行い、衛生状態を保ちます。
定期的な点検と徹底した洗浄・消毒によって、ノロウィルスの拡散を防ぎ、食品の安全を確保することができます。このような衛生管理がしっかり行われることで、安心して食事を提供できる環境が維持されます。
施設に合わせた設備導入ができるAIHO
AIHOは、ドライシステムとHACCP手法で衛生管理と省エネ化を実現し、給食センターの安全性を追求しています。外部・自社セントラルキッチンを活用し、効率的な給食運営と高品質な食事提供をサポートしています。
◇安全性を追求した給食センター
AIHOは、全国の大型学校給食センターから単独校まで、多くの実績を持つ厨房設備の専門企業です。AIHOの設備はドライシステム方式を基本にしており、これにより衛生管理の徹底と省力化・省エネ化を実現しています。
このシステムは、細菌の繁殖を防ぐことを目的としており、「学校給食衛生管理基準」に準じた最新の設備を導入しています。これにより、安全で働きやすい厨房環境を提供しています。
また、AIHOはHACCP手法も取り入れており、食中毒の予防に有効です。施設内では、汚染作業区域と非汚染作業区域の明確な区分けや、機器・備品の使い分けを徹底して、交差汚染を防ぎ、清潔な環境を維持しています。
厨房に入る際には、手洗いやエアシャワーを使用する前室が設けられ、衛生管理が徹底されています。さらに、作業着やエプロン、靴はセクションごとに色分けされ、スタッフの混在を防止しています。
AIHOは食材の入荷から調理、配送まで徹底した温度管理を行い、冷蔵庫や加熱機器の設定温度や稼働状況をモニタリングして、全体で一貫した温度管理を実現しています。これにより、安心で安全な給食提供をサポートし、効率的で清潔な運営を支えています。
◇セントラルキッチンで合理化
AIHOは、給食運営の効率化と安定性を追求しており、外部セントラルキッチンの利用と自社セントラルキッチンの設立を提案しています。
外部セントラルキッチンを利用することで、調理済み食材をチルド状態で提供し、再加熱調理機と組み合わせることにより、早朝勤務の負担を大幅に軽減します。
この方法は、調理作業の時間と人手を削減し、人件費の節約にもつながります。その結果、毎日安定した食事を効率的に提供できる環境が整います。
また、AIHOは自社セントラルキッチンの立ち上げもサポートしています。複数の病院や福祉施設を運営している場合、それぞれの施設で給食運営に関する問題が発生することがあります。
AIHOは、調理作業を一つのセントラルキッチンに集約し、全体の給食運営を統合的に管理します。これにより、各施設での給食が安定し、品質の向上と効率化が同時に実現されます。
AIHOの取り組みは、作業負担の軽減と人手不足の解消を図りつつ、安全で高品質な食事の提供を可能にする革新的なソリューションを提供しています。
給食などの現場で活躍するフードスライサー
FS-130Nは多機能な業務用フードスライサーで、簡単な操作と高い安全性を提供。ワンタッチ操作で厚さ調整が可能で、2段階の安全機構と工具不要のベルト着脱が特徴です。FS-20Nはコンパクトながら多機能で、初心者でも使いやすく、安全で効率的なスライスが可能です。
◇FS-130N
FS-130Nは、多機能な業務用フードスライサーで、葉菜類から根菜類まで幅広い食材を効率よく切ることができます。この機器は使いやすさと安全性を両立しています。
ワンタッチ操作で簡単に切りたい厚さを選べるコントロールパネルと豊富なカッタープレートが備わっており、作業がスムーズに進みます。
安全性を高めるために、2段階解除の安全機構を採用しています。コンベヤーカバーを開けないとカッターカバーを開けられず、さらにコンベヤーカバーを開けるとカッタープレートの回転が自動で停止します。
食材ベルトは上下2本ともに工具不要で簡単に取り外せるため、毎日の洗浄が楽に行えます。これにより清掃作業の負担が軽減されます。
FS-130Nは効率的な作業を実現しながら、安全性と衛生管理を徹底するための機能が揃っており、厨房での作業負担を軽減し、食材処理をスムーズに行うことができます。
◇FS-20N
FS-20Nは、コンパクトながら葉菜類から根菜類まで効率的にスライスできるフードスライサーで、操作が簡単で安全性も高いのが特徴です。
このスライサーは、コントロールパネルで切りたい寸法を選び、食材を投入するだけで使用できるため、初心者でも簡単に操作できます。
標準装備の輪切りプレートに加え、別売オプションとして2枚刃、角千切りプレート、短冊切りプレート、おろしプレート、丸千切りプレートが用意されており、さまざまな野菜をシャープに切ることができます。
カッターの交換は、工具不要でカッターカバーを開けて引き抜くだけで済むため、作業時間を短縮し、安全に交換できます。
FS-20Nは、そのコンパクトなデザインにもかかわらず、多機能で操作が簡単なため、小規模な厨房や限られたスペースでも効率的に使用できるスライサーです。
滝沢市立学校給食センターでは、毎日約5,200人分の給食を作るため、多くの工程が行われます。栄養士が献立を作成し、調理員は衛生管理を徹底してから調理に入ります。早朝には納入業者が新鮮な食材を検収し、品質を確認後、調理が始まります。
この段階でフードスライサーが使用され、効率的に食材がスライスされることで、調理時間の短縮と食感の統一が図られます。
給食が完成した後は、検食を行い安全性を確認してから、各学校に配送されます。配送後、コンテナは消毒され、食器も洗浄・乾燥されます。
フードスライサーの衛生管理は、ノロウィルス対策において特に重要です。使用後に残る微細な食材カスは細菌やウィルスの繁殖源となるため、フードスライサーは定期的に分解して手洗いし、その後消毒して乾燥させます。これにより、食品の安全が保たれます。
AIHOは、給食センターの効率的運営を支援するため、外部セントラルキッチンの利用や自社セントラルキッチンの設立を提案しています。外部セントラルキッチンの利用により、調理済み食材の提供と再加熱調理で作業負担を軽減し、自社セントラルキッチンでは複数施設の給食を一元管理します。これにより、給食の品質と効率が向上します。
AIHOのフードスライサー、FS-130NとFS-20Nは、それぞれ多機能とコンパクト設計を特徴としており、どちらも操作が簡単で安全性が高いです。
FS-130Nは多機能性と安全性を兼ね備え、大量の食材処理に対応。FS-20Nはコンパクトながら多彩な切り方が可能で、小規模な厨房にも適しています。両機種とも、効率的で安全な厨房作業を支えています。