業務用ミートスライサーを導入!アーシェルジャパンの特徴を紹介
公開:2024.04.16 更新:2024.04.16業務用ミートスライサーは、その高効率と処理能力により、飲食店や食品加工工場で日々大量の食材を迅速に処理するのに最適です。これらのスライサーは手動と自動のタイプがあり、使用頻度や必要量に応じて選べます。特に自動スライサーは、連続的な作業に適しており、均一なスライスを効率良く行うことが可能です。
また、肉だけでなく、チーズや野菜などの他の食材にも使用できるため、多岐にわたる用途での活用が見込まれます。選択する際は、スライスする食材の種類やサイズ、安全性、そして衛生的な管理が可能かどうかも重要です。
目次
業務用ミートスライサーが必要な状況とは
業務用ミートスライサーは、その高い処理能力と効率性から、大量の食材を素早く加工するのに適しています。例えば、次のようなシーンで活用が可能です。
◇短時間で大量の処理を実行できる
飲食店や食品加工工場では、日々膨大な量の肉を処理する必要がありますが、手作業では時間がかかるため大量に処理できません。業務用ミートスライサーを利用すると、スライスにかかる時間と労力を節約することが可能です。
なお、手動か自動かは使用頻度やスライスする量によって異なります。使用頻度が低く、量が少ない場合は手動スライサーで十分ですが、使用頻度が高く、大量に必要な場合は自動スライサーがおすすめです。
◇仕上がりの均一性と安全性の高さが魅力
業務用ミートスライサーは、主に肉やソーセージなどを一定の厚さにスライスするために設計されています。なかでも電動ミートスライサーは、円形の刃が回転して肉を均等に切り分けられる構造であり、切りたい厚さに合わせて調整が可能です。また、基本的には安全機能も搭載されているため、使用時のケガなども防止できます。
◇肉以外にも活用可能
ミートスライサーは牛肉や豚肉、ハム、ソーセージなどの肉類だけでなく、野菜やチーズなども使用できます。広範囲な素材を処理できるため、飲食店や食品加工工場のような大量に生産・加工を行う現場で活用が可能です。
ただし、肉以外の食材のスライスでは、場合によっては適切な刃へ交換する必要があります。例えば、パンならばギザ刃、チーズや食肉加工品には非付着性の刃が適しています
最適なミートスライサーを選ぶときの着眼点
業務ミートスライサーには、希望するカットのサイズや形状、処理能力の他に、手動タイプと電動タイプに分かれます。そのため、最適なミートスライサーを選ぶためのポイントを知っておきましょう。
◇対応サイズを確認する
必要な処理能力を明確にして、食材の種類やサイズ、形状に合わせて適切な刃の直径や種類を選ぶことがポイントです。肉の場合は、生肉や加工品の種類や大きさ、スライスする量を考慮して刃を選択しましょう。
牛肉ブロック肉のような大きな食材をスライスする場合、投入部や開口部の幅は幅300mmほど必要です。一方、豚肉の場合は幅200mm前後あればスライスできるでしょう。
◇スライス幅も大切なポイント
希望のスライス幅にカットできるかが重要です。1mmから200mm程度までスライスできるタイプであれば、一般的な肉や野菜のカットに対応できます。生ハムの場合は0.3 mmから0.8mm程度のスライスが可能なタイプが良いでしょう。
◇安全性も配慮する
ミートスライサーに刃物を使用するため安全カバーやその他の安全対策が施されているか、操作者の技量に合わせた安全機能が備わっているかも重要です。また、生の食材を主に扱うため、衛生的に扱えるかもチェックしましょう。熱湯洗浄や除菌、殺菌が可能で、分解清掃が容易なタイプがおすすめです。
ミートスライサー業者のアーシェルジャパン
アーシェルジャパンは食品のカット分野における世界のトップブランド、米国アーシェル社の国内総代理店です。アーシェルジャパンの特徴や製品をご紹介します。
◇1978年設立の歴史ある会社
1978年に設立されたアーシェルジャパンは、米国アーシェル社の機械製品や部品を専門に取り扱う会社です。肉類を含む幅広い食材に対応するカッター、スライサー、ダイサーを取り扱い、機械、器具、装置の設計・製作と販売を行い、納品後のメンテナンスや相談にも総合的なサポートを提供しています。
◇スライサー以外にも取り扱いがある
スライサー以外で代表的な製品は、「コミトロールプロセッサー」です。米国アーシェル社の登録商標で、世界中の食材における長年の経験を基に独自に開発されました。食品原料を微粒子に細かく粉砕できる応用範囲の広い機械であるため、食品のみならず、薬品、化粧品、化学品などでも利用されます。
また、ダイサーもアーシェルジャパンでよく知られている製品です。対応可能食材はモデルにもよりますが、野菜、フルーツ、肉、チーズ、ナッツなど様々な食品原料を角状にカットできます。どのモデルも正確なカット能力、操作性、安全性、衛生的な設計が考慮されているのが特徴です。
◇東京ラボで高い品質の製品を製造
アーシェルジャパンの東京ラボでは、最新鋭の製品や各製品の部品を取り揃え、部品発送センターおよびテストセンターという二つの役割を果たしています。そのため、ラボでは新商品開発や品質向上を目的とした試作が可能です。
アーシェルジャパンのおすすめ製品を紹介
アーシェルジャパンが取り扱っている製品のうち、代表的なミートスライサーを3選紹介します。
◇Model CC Series
スライスやカットに長けたシリーズで、ポテトチップス用ジャガイモのスライス、野菜やナッツのシュレッド、チーズなどのグレイティングに対応しています。対応可能サイズはモデルによって異なりますが、最大サイズはModel CCの最大4インチ(101.6mm)です。
カッティングヘッドを交換すると簡単にカットの種類を変更できます。ナイフは使い捨ての特殊デザインを採用しているため、ナイフの研磨が不要です。また、クリーニングやメンテナンスも簡単に行えます。
◇AFFINITY INTEGRA Dicer
10馬力のモーターを搭載し、3.2mm~12.7mmまでのパワフルなダイスカットを行えます。脂肪含有量の多い肉に対しても、スムーズなカット動作により正確性の高いカッティングでき、肉、ハム、ベーコン、固形脂肪、チーズ、野菜類、冷凍原料など幅広い食材に対応可能です。
◇Comitrol Processor MODEL 1500
6インチマイクロカットヘッドが搭載されており、液体や粘性スラリーの精製や仕上げに特に適しています。使用するマイクロカットヘッドとインペラーによって異なりますが、最小粒径は.0012~.0237インチ(.03~.6mm)まで粉砕可能で、最大サイズは3/8インチ(9.5mm)です。主な用途はピーナッツバターや豆乳用の大豆、フルーツジュース用のピューレ、ケチャップ用のトマト、ベビーフードやスープ用の果物や野菜などです。
業務用ミートスライサーは、その高い処理能力と効率性を活かして、飲食店や食品加工工場での日々の業務を大きく支援します。これらのスライサーは、手動と自動の二つのタイプがあり、使用状況や必要とされる量に応じて適切なモデルを選択することが可能です。特に自動スライサーは、大量かつ連続的な加工が求められる場合に最適で、時間と労力を大幅に節約しながら、均一で美しいスライスを実現します。
さらに、これらのミートスライサーは肉類だけでなく、チーズや野菜など多様な食材に対応可能です。その汎用性の高さから、飲食店や食品加工工場だけでなく、大規模なキャタリングサービスや食材供給業者にも広く利用されています。機械の選択にあたっては、スライスする食材の種類やサイズを考慮し、安全性や清掃のしやすさ、衛生管理が効率的に行えるかどうかも重要です。これにより、作業効率の向上とともに、食品安全の確保にも寄与します。