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世界一のミートスライサーを目指すワタナベフーマック | 食品カッター&スライサーのパーフェクトガイド

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世界一のミートスライサーを目指すワタナベフーマック

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公開:2023.11.08 更新:2024.06.03

出典先:ワタナベフーマック株式会社

フードスライサー、フードカッターを総合的に提供しているワタナベフーマック株式会社は、多くの食品食料関係社からの注目を集めています。同社の会社の概要や商品ラインナップだけでなく、その目指しているところまで見てみましょう。

これからフードスライサー、フードカッターの購入を検討している企業の担当者だけでなく、一般の方にも分かりやすく同社を紹介します。

業務用フードフードスライサーとは?

「お客様が本当に使いやすいものを創りたい」。ワタナベフーマック株式会社のモットーは純粋なこの言葉に現れています。同社はこの気持ちを忘れず、「スライサーならワタナベフーマック」と言われる企業を目指しています。生産拠点は、国内工場と共に、海外にも積極的に展開しており、安全安心の高品質製品を供給しています。

創業は1938年。現在地において渡辺鉄工所を創設して、工作機械(小型フライス盤)の生産を開始しました。

◇食品加工機械で抜群の信頼

ワタナベフーマック株式会社は、特に食肉加工用のスライサーやミンチ機を中心とした食品加工機械で全国的な知名度とシェアを持っています。同社の製品群は、食肉店、主要ハムメーカー、大手スーパー、コンビニ向け商品、冷凍食品を生産する食品加工工場、さらに官公庁まで幅広く使用されています。食肉専門のスライサーを扱うメーカーは少なく、一般的にはあまり知られていない分野ですが、創業以来、顧客に寄り添う製品開発を通じて信頼関係を構築していきました。

◇全国に広がる販売ネットワーク

また、同社は北海道から沖縄に至るまで、広範囲にわたる販売ネットワークを展開しています。東日本では直販部門の営業所が、西日本では関連会社である株式会社フーマワタナベが、販売から購入後のメンテナンスまでを一手に担当しています。さらに、ワタナベ販売ネットワークは全国各地に代理店を持ち、各地域のお客様に対応しています。この広域にわたる細やかな販売網により、同社の製品は全国的なブランドとして成長を遂げています。

◇積極的な海外展開

肉製品や代替プロテインなど、世界の食料事情の変化に伴い、食品加工機械業界もその変革に対応しています。同社も、北中南米、ヨーロッパ、アジア・オセアニアの多数の国々で、代理店と協力してこの変化に取り組んでいます。同社では変わることのない大切な価値として、「お客様に忠実」であることを挙げています。この基本的な姿勢を「私たちと一緒に支持してくれる」代理店と共に守りながら、積極的な展開を進めています。各国の地元のお客様に密着することはもちろん、海外での機械を使う日本のお客様にも安心して利用していただけるよう努めているのです。

世界一のミートスライサーを求める

ワタナベフーマックは食肉加工機械において、世界一の切れ味を目指します。

◇多様な要求に応えるチャレンジ精神

食文化の多様化により、お客様からのリクエストも多様化してきています。食肉のみならず、加工品や水産品などのスライスや、お客様の仕事内容に応じたリクエストにこたえるべく、個別のカスタマイズにチャレンジし続けている企業です。原料の種類、形状、生産量や製品の最終形態などお客様と一緒に考え、カスタマイズに取り組んでいます。

◇充実したメンテナンスサービス

取引は幅広く、全国かつグローバルに広がっています。その環境の中で、お客様の様々なご要望にお応えするために、より充実した販売およびメンテナンスサービス体制を敷いています。お客様に製品を販売した後は定期訪問を、機械が故障した際には迅速に修理を行っています。

◇グローバル展開を進める

1938年の創業以来、85年にわたり活躍してきた同社は、いまや現代社会の大きなパラダイムシフトを経験しています。コロナ禍を経たこの変化の激しい時代に、ダーウィンの進化論を引き合いに出しながら、「変化に対応できる者が生き残る」という哲学を持っていると同社の経営陣は語ります。

「お客様目線のモノづくり」を軸に、日々進化する先進技術を取り入れ、食肉加工機械を通じて業界の未来を創造することに専念しているワタナベフーマックはグローバルな展開を図っています。地球規模での展望を持ちながらも地域に根差した取り組みを推進しているのです。

社員一丸となって取り組み、スライサーを通じた社会貢献、そして食肉の未来創りに注力しています。85年の長い歴史を持つ企業の、今後の展望と取り組みに期待が高まります。

強力なミートスライサーのラインナップ

◇WPN-G321S

「ギャラクシーSライン」が新たな生産ラインのイノベーターとして導入されました。このラインは、生産性と汎用性で既に高い評価を受けており、安全性も強化されています。

ワタナベフーマックは、2段コンベヤシステムを含む多様な実績を誇り、お客様の要望に応じた効率的な生産ラインの提案を行っています。スライス作業では丸刃の状態とスライサーの適切な設定が重要で、これにより商品の品質と原料の利用効率の向上が実現されました。

投入側タンクは、幅320mm、高さ185mmの大容量で、押え装置を備えて量産に対応しています。ワタナベフーマックの実測によると、120shot/分の原料満載で小間スライスし、時間あたり500kgの生産が達成されたとのことです。

スライス周辺部は水洗い可能で、掃除の手間が削減されます。洗浄時間の目安は、作業員2名で約30分でしょう。安全性にも配慮されており、各カバーに設置されたセーフティセンサーが、カバーを外すと機械が作動しないようにしています。安全制御には二重制御が採用され、安全性と信頼性の向上が図られています。

投入部カバーは大型で、原料投入時の安全距離を確保し、下面側からの刃物部へのアクセスを防止しています。開閉部に採用されたセーフティセンサーにより、信頼性が向上している点も特筆でしょう。投入コンベヤには、ローラー部へのカバーが設置され、巻き込み事故を防止しています。

搬出部カバーは固定式の大型カバーが設置され、安全距離が確保されています。搬出コンベヤに設置された接続確認センサーは、洗浄時の分離などによる不意な機械作動を防止します。

◇WPN-A360S

新しいグレードの「アストロン」は生産性と安全性の両面で拡張されたラインナップを提供しています。この製品は連続高速スライス、優れた歩留り、多様なライン化に対応しており、特に冷凍肉の商品製造においてお客様の利益に貢献する設計です。

投入側タンクは、幅360mm、高さ200mmの大容量を有し、長さは1200mmとロングサイズです。このため、原料を2本まで同時に投入でき、300shot/分のスライススピードで生産性を高めています。

安全性の面では、投入部に大型カバーを設置し、原料投入時の安全距離を確保しています。また、下部からの刃物へのアクセスを防ぐための工夫もされており、開閉部にセーフティセンサを採用して信頼性を高めています。投入コンベアにはローラー部にカバーが設置され、巻き込み事故の防止にも寄与しています。

さらに、各カバーに設置されたセーフティセンサにより、カバーが外れている場合には機械が作動しない安全設計が施されています。安全制御には二重制御が採用され、安全性と信頼性の向上に貢献しています。

また、搬出部には固定式の大型カバーが設置され、安全距離が確保されています。搬出コンベヤには接続確認センサがあり、洗浄時などの分離時に不意な機械作動を防ぐ工夫もされています。

◇WMU-350S

「より効率的により安全に」というテーマを実現したミートスライサーの新しいカタチです。

新グレードのミートスライサーは操作性、安全性、サニテーションの面で拡張されています。従来は作業者の経験や感覚に頼っていた設定を視覚化し、商品のばらつきを減らし、生産性と品質の向上に貢献します。

刃物を囲む固定式のガードカバーにより、刃物へのアクセスが制限されます。また、大型の固定式カバーを設置することで、刃物近くでの部品着脱作業が減少します。

刃物下部にある側板には信頼性の高いセーフティセンサが採用され、不意な機械作動を防止します。スライスの歩留まりを向上させる当て板は着脱が制限されており、清掃時の外し忘れによる刃物への接触リスクが低減されています。

全てのカバーにセーフティセンサが設置され、カバーが外れていると機械が作動しない安全設計です。安全制御には二重制御が施され、信頼性が高まっています。刃物研磨時には、グラインダー装置の有無を確認し、取り付けられていない場合には機械が作動しないようになっています。

「ウルティマ」WMU-350Sはフラットボディでオールステンレス製であり、洗浄が可能です。原料をしっかりホールドする押さえローラは青色で、色識別により異物混入リスクを低減しています。


ワタナベフーマック株式会社は食肉加工用のスライサーやミンチ機を中心とする食品加工機械で知られ、全国的なシェアと信頼を築いています。創業は1938年で、幅広い業界に製品を供給しています。

同社は日本全国に広がる販売ネットワークを有し、国際的にも代理店と協力しています。新製品の「アストロン」や「ウルティマ」WMU-350Sなどは、生産性と安全性を高めたミートスライサーで、操作性や清掃のしやすさにも配慮されています。

食品カッター&スライサーのパーフェクトガイド

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